スタジオ撮影と自宅＆公園フォト、結局どっちがおすすめ？予算別の選び方

1歳の誕生日フォト。
撮りたい気持ちはあるけれど、まず気になるのは「いくらかかるんだろう？」ということ。

スタジオは高そう。
自宅や公園なら安く済みそう。
でも――「安くしたのに、思ったより大変だった」「お金をかけたのに、泣いてばかりで終わってしまった」そんな声も実は少なくありません。

1歳のバースデーフォトは、“いくらかけるか”以上に「何にお金と手間を使うか」で満足度が大きく変わります。
この記事では、スタジオ撮影と自宅・公園フォトを予算別に整理しながら、「後悔しにくい選び方」をわかりやすくお伝えします。

1歳バースデーフォト、まず悩むのは「予算」のこと

1歳のお誕生日は、はじめての大きな節目。
写真に残したい気持ちはあるけれど、「どこまでお金をかけるべき？」と迷うのは自然なことです。

スタジオは高い？自宅や公園は安い？

ざっくり言うと、スタジオ撮影は「基本料金＋オプション」で総額が決まりやすく、自宅や公園は「準備物や移動の手間は増えるけど、金額は抑えやすい」というイメージが多いと思います。

ただ、1歳は「当日の流れ」が読めない時期。
金額だけで自宅や公園などを選ぶと、予算は抑えられたのに疲れた、またはお金をかけたのに満足できなかったという“ズレ”が起こりやすいのも事実です。

「安く済ませたい」気持ちは自然なこと

「1歳の記念だから」と言われても、家計には限りがあります。
しかも、育児中は出費が増えがち。だからこそ、ムリのない範囲で、納得できる選択をするのがいちばんです。

このあと、予算ごとの考え方と、後悔しにくい選び方を一緒に整理していきましょう。

スタジオ撮影の費用感と向いている家庭

スタジオ撮影の魅力は、背景・照明・衣装などが整っていて、写真の“完成度”が安定しやすいこと。
その分、費用はかかりやすいので「何にお金を払っているか」を理解しておくと、納得感が上がります。

スタジオ撮影の一般的な予算目安

スタジオ撮影の費用は幅がありますが、よくあるパターンは次のようなイメージです。

• 撮影料（基本料金）＋商品代（データ／アルバム等）
• 衣装や着付け、土日料金、兄弟撮影などが追加になる場合も

「最低価格」だけを見ると安く見えても、データやアルバムを足すと総額が上がるケースがあります。
ここは、事前に「ほしい納品形（データ何枚？アルバム要る？）」を決めておくと迷いにくいです。

スタジオ撮影が向いているケース

スタジオが向いているのは、たとえばこんなご家庭です。

• 「きちんとした背景」で、記念写真らしく残したい
• 衣装や小物を自分で準備する余裕がない
• パパの協力が読めないので、外部の段取りに頼りたい
• 家では生活感が気になって落ち着かない

また、フォトグラファーとしてのおすすめポイントとしては、照明が整った環境で撮影した方が「肌のトーンやブレの安定」にもつながりやすく、写真の失敗が少なくなりやすいです。

スタジオ撮影で起こりやすい“予算外ストレス”

スタジオ撮影で意外と多いのが、「価格そのもの」よりも予算外ストレスです。

• 当日、追加商品をすすめられて迷う（断りづらい）
• 子どもが慣れる前に撮影が進み、表情が硬い
• 時間がタイトで、泣いた時に立て直しづらい

ここを避けるには、「追加購入はしない」「データ何枚まで」といった自分のルールを事前に決めておくのがコツです。
そして、1歳の場合は「休憩を挟める余白があるか」「親子撮影から始められるか」など、当日の進め方もチェックポイントになります。

自宅＆公園フォトの費用感と向いている家庭

自宅や公園フォトは、費用を抑えやすいのが魅力です。
ただし、金額が低いぶん、準備と進行を“家族が担う”側面が増えるため、満足度は段取り次第で大きく変わります。

自宅撮影・公園撮影の予算目安

自宅や公園フォトの費用は、だいたい次の要素で決まります。

• 飾り付け（ガーランド、バルーン、タペストリーなど）
• 衣装（通販、レンタル、手持ち）
• ケーキや一升餅、選び取りカードなどの行事アイテム
• 移動費（公園、撮影スポットへの交通）

「何を買うか」を絞れば出費は抑えられますが、代わりに“作る・準備する”手間が増えます。
ここは、家族の得意・不得意によって向き不向きが分かれます。

自宅＆公園フォトが向いているケース

自宅や公園フォトが向いているのは、たとえばこんなご家庭です。

• できるだけ費用を抑えたい
• 赤ちゃんのペース（授乳・昼寝）を最優先したい
• 写真の完成度より「日常の空気感」を大切にしたい
• 準備や飾り付けが好き（または負担になりにくい）

自宅は特に、赤ちゃんが落ち着きやすく、泣いた時のリカバリがしやすいのが強みです。
公園は、自然光と季節感が魅力で、歩く姿や動きのある写真が残しやすいのもポイント。

「安く済んだはずなのに疲れた…」が起きやすい理由

先輩ママとして正直に言うと、自宅や公園は「安いけどラク」とは限りません。
なぜなら、当日の準備や片付けなどさまざまな点をママが行わないといけないからです。
撮影のためにさまざまな準備自体が好きで取り組める方にはとても向いていると思いますが、そうでない場合はとても大変に感じてしまうことも。
例えば、

• 飾り付けの準備・片付け
• 撮影の段取り（いつ何を撮るか）
• 子どもの機嫌を見ながら、家族に指示する

さらに公園は、天候・寒暖差・人の多さなど、コントロールできない要素が多いので、当日バタバタしやすい面もあります。
「安くしたい」と「穏やかに祝いたい」を両立するには、あらかじめ“撮影の流れ”を決めておくのが大切です。

予算別｜1歳バースデーフォトのおすすめ撮影スタイル

ここからは、予算のイメージに合わせて「選びやすい考え方」を整理します。
あくまで目安なので、いちばん大切なのはご家庭の負担が増えすぎないことです。

予算をできるだけ抑えたい場合（〜1万円台）

この場合は、自宅フォトが中心になりやすいです。
おすすめは、「やることを絞る」こと。

• 飾りはワンポイント（タペストリー or バルーン程度）
• 衣装は手持ち＋小物で雰囲気づくり
• 撮影は「親子→子ども→家族」の短い3ステップ

公園を入れるなら、移動が短い近所がおすすめです。
「機嫌が良ければ行く」くらいの余白があると、疲れにくくなります。

費用と安心感のバランスを取りたい場合（1〜3万円台）

このゾーンは「自宅＋出張」や「短時間のスタジオ撮影」など、選択肢が増える価格帯です。
ポイントは、“親の負担を減らすところにお金を使う”こと。

• 自宅の飾り付けを最小限にして、撮影はプロに任せる
• スタジオでも、データ中心のプランで予算をコントロールする
• 泣いた時に休憩できる余白があるかを確認する

「準備に追われない」「当日の流れを作ってもらえる」だけで、満足度が上がるご家庭は多いです。

体験も写真も大切にしたい場合（3万円前後〜）

「選び取り・一升餅もちゃんと残したい」「家族の空気感も撮りたい」という場合は、
写真の枚数や衣装より、“当日の進行設計”にお金を使う発想が向いています。

具体的には、次の条件がそろうと、1歳の撮影で素敵なお写真を撮りやすくなります。

• 最初に親子撮影から始められる
• 5分撮影＋休憩のように短く刻める
• 泣いたら抱っこ、空腹なら授乳など柔軟に対応できる
• 「今日じゃなくてもいい」と思える余裕を持って取り組める

こうした条件があると、体験（行事）も写真として成立しやすくなり、「ちゃんと祝えた」という納得感にもつながります。

ご予算と当日撮影できた写真に合わせて選べる「1歳のお誕生日の撮影会（選び取り＆一升餅付き）」プラン

ここでひとつ、「スタジオほど高額ではないけれど、体験も写真もきちんと残したい」
というご家庭に向いている選択肢を紹介します。

私たちMother Nature’s Sonでは、
「1歳のお誕生日の撮影会〜選び取りと一升餅の体験フォト付き〜」
という撮影会を開催しています。

参加費は3,500円（写真データ1枚付き）。
撮影内容は、フォトブースでの記念撮影に加えて、
選び取り体験フォト、一升餅体験フォトまで含まれています。

撮影時間はお着替えを含めて30〜40分程度。
最初は親子撮影から始め、慣れてきたらお子さま一人の撮影、
途中で休憩やお着替えを挟みながら、
選び取り・一升餅へと進めていく流れです。

「枚数はそんなに要らないけれど、きちんとした記念は残したい」
という方には、まず1枚データ付きの参加プランで十分ですし、
もっと残したい場合は、
1枚追加ごとに1,500円〜、
もしくは
参加費込みで厳選50枚カットプラン（16,500円〜）
を選ぶこともできます。

この撮影会で大切にしているのは、
「完璧な写真を撮ること」よりも、
1歳のお祝いの時間そのものが、無理なく成立すること。

泣いてしまった場合は、無理に進めず、
抱っこや授乳、少し休憩を取るなど、
お子さまの様子に合わせて進行を調整します。
それでも難しい場合は、追加料金なしで日程変更ができるようにしています。

「スタジオほど構えずに、でも自宅で全部準備するのは大変」
そんなご家庭にとって、
体験と写真のバランスを取りやすい選択肢のひとつ
として知ってもらえたらうれしいです。

詳しい開催内容は、以下のページでご案内しています。

「いくらか」より「何にお金を使っているか」で考える

ここまで読むと、「結局は予算次第」と感じるかもしれません。
でも実は、同じ金額でも、満足度が高い使い方と、後悔しやすい使い方があります。

写真の枚数・衣装より大切なこと

もちろん、データ枚数や衣装は魅力です。
ただ、1歳の誕生日でいちばん残したいのは、その子らしい表情と家族の空気感ではないでしょうか。

だからこそ、枚数や衣装の前に、「当日、穏やかに進められるか」を考えると、後悔が減ります。
“映える写真”より“思い出として肯定できる写真”が残ると、見返した時の気持ちが変わります。

当日の進めやすさが満足度を左右する理由

1歳撮影は、「撮る技術」より進め方（オペレーション）で結果が変わります。

• 最初は親子撮影で安心させる
• 短く撮って、休憩を挟む
• 泣いたら理由をほどいて対応する
• できなかった日も「その子らしさ」として残せる

こういう流れが作れる場所・サービスは、結果的に「満足度が高くなりやすい」傾向があります。

スタジオと自宅・公園、どちらが正解？迷った時の考え方

ここまで読んでも迷うなら、それは真剣に考えている証拠です。
最後に、選びやすくなるチェックポイントを置いておきます。

「うちの子に合うか」で考えるチェックポイント

• 人見知り・場所見知りが強い → 慣れる時間や親子撮影から始められる環境が安心
• 眠気や空腹の波が大きい → 授乳・休憩がしやすい場所が安心
• 動きたいタイプ → 公園や広めの空間で自然に動く写真が向くことも
• ママが準備に追われやすい → 段取りを任せられる選択肢が安心

迷ったら“体験が成立する環境”を基準にする

1歳の誕生日は、写真だけでなく「お祝いの時間」そのものが宝物になります。
だからこそ、場所選びは「どこが安いか」より、「体験が無理なく成立するか」で考えると、気持ちがラクになります。

泣いた日も、うまくいかなかった日も、“その子らしい記録”として肯定できる。
そんな余白があると、後悔の少ない1日になりやすいです。

まとめ｜予算別に考えても、後悔しない選び方

スタジオ撮影と自宅・公園フォト、どちらが正解かは、ご家庭とお子さまによって違います。
でも共通して言えるのは、1歳の撮影は“当日の進めやすさ”が満足度を左右するということです。

• 予算が低めなら「やることを絞って」自宅中心が安心
• 1〜3万円台は「親の負担を減らす」使い方が満足度を上げやすい
• 体験も写真も大切にするなら「進行設計」にお金を使う発想が向く

もし「結局、うちの子はどこが向いているんだろう？」と迷ったら、
撮影場所に関して整理した記事も参考にしてみてください。

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