1歳のスタジオ撮影で泣かせない工夫と、もし泣いても大丈夫な撮影会の選び方
公開日:2025/12/14
1歳のスタジオ撮影で泣かせない工夫と、もし泣いても大丈夫な撮影会の選び方
1歳の誕生日、特別な写真を残したい。
そう思う一方で、「スタジオで泣いてしまったらどうしよう」、「せっかくの記念が台無しにならないかな」と不安になる方も多いです。
1歳前後は、人見知り・場所見知りが出やすい時期。どんなに準備しても当日泣いてしまうことは珍しくありません。
だからこそ大切なのは、「泣かせない工夫」だけではなく「泣いても大丈夫な設計」がある撮影会かどうか。
この記事で、撮影会の選びの上での不安が減って、子育て中の貴重なイベントを楽しんでいただけるといいなと思いお伝えします。
1歳のスタジオ撮影で「泣いてしまうかも」と不安になるのは自然なこと
初めての1歳誕生日撮影、なぜ不安が大きくなりやすいのか
1歳の誕生日は、家族にとって「はじめての大きな節目」になりやすいタイミングです。
写真を残したい気持ちが強いほど、
- 失敗したくない
- ちゃんとした写真が欲しい
- 泣いたらどうしよう
と、心配も一緒に大きくなってしまいますよね。
さらに、スタジオ撮影は「いつもの家」と違う環境。大人でも緊張する場所なので、1歳の子が戸惑うのは自然な反応です。
「泣いたら失敗?」と感じてしまうママの心理
「泣いたら迷惑かも」「うまく撮れなかったらどうしよう」と考えると、ママの表情や声のトーンも固くなりやすいです。
すると子どもは「いつもと違う」を敏感に感じて、さらに不安が増えることもあります。
ここで知っておきたいのは、泣く=失敗ではないということ。
1歳の撮影は、笑顔だけではなく、ちょっと緊張した顔、甘えたい気持ち、泣き顔まで含めて「今だけ」の記録になります。
1歳前後の子どもが泣きやすい理由|発達の視点から考える
人見知り・場所見知りが強くなる時期だから
1歳前後は、安心できる人・場所がはっきりしてくる時期です。
知らない空間、知らない人、いつもと違う音や光。大人から見ると「可愛いスタジオ」でも、子どもにとっては情報が多くてドキドキしやすい環境です。
泣くのは「嫌がっている」というより、安心を求めているサインになっていることが多いです。
眠い・お腹が空いた・疲れたが言葉で伝えられない
1歳は、気持ちや体の状態が日々変わる時期。
眠い・お腹が空いた・暑い/寒い・疲れた…があっても、言葉でうまく伝えられないので、泣くことで知らせることがあります。
撮影当日に泣いてしまったときは、「何が起きた?」ではなく、「今、何が必要?」と捉えると気持ちが楽になります。
「泣く=嫌がっている」ではないという考え方
泣きは、気持ちの表現です。
「嫌だ」もあるし、「こわい」「眠い」「抱っこして」「ママが近くにいて」もあります。
スタジオ撮影で大切なのは、泣きを消すことよりも、泣きの理由に寄り添える設計があるかどうかです。
1歳のスタジオ撮影で泣かせないために大切な考え方
「泣かせない」より「泣いても大丈夫な撮影場所」を選ぶ
「泣かせない」ことを目標にすると、どうしても「うまくいく/いかない」で気持ちが揺れやすくなります。
それよりも、泣いても撮影が成立する、泣いても価値が下がらない撮影会を選ぶほうが、ママも子どもも安心しやすいです。
泣きの可能性を最初から織り込んだ撮影は、当日の「想定外」が減り、気持ちの余裕につながります。
ママが頑張らなくても成り立つ撮影会かどうか
「泣いたらどうするか」「休憩できるか」「親子撮影に切り替えられるか」などを考慮しているスタジオであれば、ママが一人で頑張るしかないという状況を減らすことができます。
お子様のことですので、予定通りになかなか進まないことがあるのも事実。
そのため、入念な準備も大切ですが、準備したのに当日泣いちゃって・・・という事態はより一層辛いものです。
少しでもスタジオ側のサポートが多い撮影会を選ぶのをお勧めします。
撮影の“順番”と“間の取り方”が安心感を左右する
フォトグラファーの経験からお伝えするならば、1歳の撮影は「技術」よりも「流れ」が結果を左右しやすいです。
たとえば、いきなり子ども一人の撮影から入ると、緊張が強くなりやすい子もいます。
反対に、
- まず最初に、親子撮影で安心してもらう。
- 次に、少し距離を取りながら子ども一人撮影。
- こまめに途中の休憩を入れたり短時間で終われる。
- イベント撮影(選び取り・一升餅)などお子様も楽しめて興味が続く内容である。
というように、気持ちを慣らせる順番だったり、子ども自身も楽しめる内容だったりすると、笑顔が続きやすかったり、泣いても立て直しが早くなったりします。
もし泣いても大丈夫な撮影会の選び方【チェックポイント】
ここからは「選ぶときに見ておくと安心」なチェックポイントをまとめます。
ひとつでも当てはまるほど、当日の不安が軽くなりやすいです。
親子撮影から始められるか
親子撮影から入れると、子どもは「ママがいる」「ここは安全」と感じやすくなります。
撮影のスタートが「安心の土台づくり」になっているかがポイントです。
途中で休憩や授乳ができるか
撮影がスムーズでも、1歳の集中力は長く続きにくいもの。
途中で休憩を挟めると、気持ちが切り替わって表情が戻ることがあります。
授乳・ミルクの時間を途中で取れるか、事前に確認できると安心です。
泣いた場合の対応が事前に説明されているか
「泣いたらどうなるの?」が曖昧だと、不安は残りやすいです。
理想は、
- 親子撮影に切り替える
- 抱っこで撮れる
- 休憩できる
- 時間の許す範囲で様子を見る
など、分岐の選択肢が明確に示されていること。
日程変更・再撮影の柔軟さがあるか
1歳の撮影で一番の不安は「やり直しが効かない」ことになりがちです。
追加料金なしの日程変更など、失敗リスクを下げる制度があると、気持ちがぐっと軽くなります。
Mother Nature’s Sonの1歳のお誕生日の撮影会|当日の流れと安心設計
Mother Nature’s Sonの撮影会は、何よりもお子さまのご機嫌を優先して進めるのが前提です。
「泣くかもしれない」を最初から想定して、順番・休憩・分岐を組み込んでいます。
到着後すぐにお子様だけで撮らない理由|まずは親子撮影から
到着したら、まず自己紹介をして、今日の撮影の簡単な段取りをお伝えします。
そして最初は、お子さまが場所に慣れやすいようにブースでの親子撮影からスタートします(目安:5分程度)。
正面から、少し斜めから、アップも交えながら、「ここにいて大丈夫」という気持ちを育てる時間にします。
お子さまお一人の撮影も“無理をしない”進め方
親子撮影の後、お子さまお一人の撮影に進みます(目安:5分程度)。
ただし、ママと離れたくない気持ちが強い場合は、無理に一人撮影を進めず、
- ママの近くで撮る
- 抱っこを挟む
- 親子撮影を増やす
など、お子さまの様子に合わせて柔軟に調整します。
衣装替えと休憩を挟むことで気持ちを切り替える
ご希望に合わせて衣装替えを行い、再度ブース撮影をします(目安:5分程度)。
衣装替えは、子どもにとっては「気分が変わるタイミング」になりやすい一方、疲れやすい瞬間でもあります。
そのため、撮影→衣装替え→撮影の流れでも、表情が戻りやすいようにペース配分を大切にしています。
選び取り・一升餅の前に休憩を取る
その後、選び取りと一升餅のためにブースをチェンジします。
この間(目安:5分程度)は、休憩やお着替えも兼ねて、いったん落ち着く時間にします。
「次があるから急ぐ」よりも、整える時間を挟むことで、その後の体験がスムーズになりやすいです。
選び取り・一升餅は「体験」を大切にした進行
体験フォトはまず選び取りから行います。
実際にカードを選ぶ様子を撮影し、選んだカードを手に持っての親子撮影も残します。
次に一升餅へ。Mother Nature’s Sonでは、一升の重さのお米を入れた「天使の羽モチーフの可愛いリュック」を背負ってチャレンジします。
一升餅は泣きやすいので、「最後までやり切る」よりも、
- 背負ってみた姿
- カードを取りに行こうとする様子
- 頑張っている表情
を、その子のペースで残す進め方を大切にしています。
泣いてしまった場合の対応
この一連の流れの中で泣いてしまった場合は、理由に合わせて対応します。
- ママと離れたくない:お子さまだけの撮影を無理に進めず、親子撮影を中心に切り替えます。
- お腹が空いている:授乳・ミルクの時間を途中で取って整えます。
- 疲れて眠い:時間が許す範囲で少し寝てもらい、起きてから再開します。
それでも解消が難しい場合は、追加料金なしで日程変更を行います。
「やり直しが効かない不安」を抱えたまま頑張らなくて大丈夫、という設計です。
一升餅・選び取りで泣いてしまったら?失敗ではありません
一升餅は泣きやすい行事だという前提
一升餅は「重さ」を体験する行事なので、びっくりして泣いてしまう子もいます。
泣くことは珍しくありませんし、むしろ「1歳らしい反応」が出やすいパートです。
泣いている姿も「1歳の今だけの記念」
先輩ママ目線で見ると、泣き顔も後から見返すと愛おしいものになりやすいです。
「頑張ってる」「甘えたい」「びっくりした」――その表情は、今の年齢だからこそ。
Mother Nature’s Sonでは、泣いてしまっても無理に続けず、泣いている姿も記念として残しながら、安心できる形に切り替えます。
最後は家族写真で安心して締めくくる
体験が一区切りしたら、最後はご家族で一緒に撮影して締めくくります。
「うまくできたかどうか」より、家族で同じ時間を過ごしたことが残ると、撮影全体の満足感も上がりやすいです。
それでも不安なママへ|よくある心配ごと
ここでは、撮影前によく出てくる心配をまとめます。該当する内容があれば、サブ記事もあわせて読むと気持ちが整いやすいです。
撮影時間はどれくらい?
撮影は「工程」だけで見ると短く感じますが、実際はお子さまの様子に合わせて休憩や調整が入ります。
大切なのは時間の長さよりも、その子のペースで進められる余裕を持たせていることです。
持ち物はどこまで必要?
「何を用意すればいいの?」と不安になりやすいですが、基本はいつものお出かけセットで大丈夫です。
より一層安心して撮影会に臨みたい場合には、
- お気に入りのおもちゃ
- 飲み物
- いつも食べ慣れたおやつ
などがあると「立て直し」のきっかけになりやすいです。
他の家族に迷惑にならない?
泣き声が気になってしまう方もいます。
ですが、1歳の撮影は泣くことも含めて自然なもの。
「泣いたらどうするか」が決まっている撮影会では、スタッフも慣れていて、空気が固くなりにくいです。
本当に追加料金はかからない?
不安が大きいポイントだからこそ、事前に明記されているかどうかが安心につながります。
Mother Nature’s Sonでは、泣きぐずり等で撮影が難しい場合に、追加料金なしで日程変更ができる設計にしています。
1歳の誕生日撮影は「うまくやる」より「その子らしく」でいい
完璧な写真より、安心できた時間が残ること
1歳の撮影は、笑顔がたくさん撮れる日もあれば、緊張が強い日もあります。
どちらも、その子の「今」。
写真は結果として残りますが、同じくらい大事なのは、撮影の日が「家族の安心できた時間」になることです。
Mother Nature’s Sonが大切にしている想い
Mother Nature’s Sonは、写真を撮る場所というより、子育ての時間を思い出として残す場所でありたいと考えています。
成功・失敗で測らず、その子の今の姿・感情・反応を大切にする。
泣くことも、立派な1歳の記念です。
撮影会の詳細はこちら
「泣いてしまうかも」という不安が少しでも軽くなって、その子らしい1歳の記念を安心して残したいと感じたら、撮影会の内容をのぞいてみても大丈夫です。
よくある質問(FAQ)
1歳のスタジオ撮影で泣いてしまったら、撮影は続けられますか?
はい。多くの撮影会では、親子撮影に切り替えたり、休憩や授乳の時間を挟むなど柔軟に対応します。Mother Nature’s Sonでは、泣くことを前提に進行を設計しているため、無理に撮影を続けることはありません。
撮影当日は、泣かせないために何か特別な準備が必要ですか?
特別な準備は必須ではありません。いつものお出かけセットに加えて、お気に入りのおもちゃや飲み物があると安心です。「完璧に準備しなければ」と思わなくて大丈夫です。
1歳の誕生日撮影におすすめの時間帯はいつですか?
一般的には午前中やお昼寝後が向いていると言われますが、最も大切なのはお子さまの生活リズムです。撮影会側が時間調整や休憩に柔軟に対応できるかも重要なポイントです。
一升餅や選び取りで泣いてしまったら失敗になりますか?
いいえ、失敗ではありません。一升餅は泣きやすい行事で、泣く姿も1歳ならではの大切な記念です。無理に最後まで続けず、その子のペースを尊重することで、思い出として残しやすくなります。
泣きぐずって撮影が難しい場合、追加料金はかかりますか?
撮影会によって異なりますが、Mother Nature’s Sonでは追加料金なしで日程変更が可能です。事前に再撮影や日程変更の条件を確認しておくと安心です。
他の家族に迷惑をかけてしまわないか心配です
1歳の撮影では泣くことも自然なこととして受け止められています。スタッフが慣れていて、泣いた場合の対応が決まっている撮影会であれば、過度に気にしなくて大丈夫です。

