1歳のバースデーフォトはいつ撮る?ベストタイミングと月齢別の残し方
公開日:2025/12/18
最終更新日:2025/12/18
1歳のバースデーフォトはいつ撮る?ベストタイミングと月齢別の残し方
1歳の誕生日写真、いつ撮るのが正解なんだろう?
誕生日当日がいいのか、少し前後しても大丈夫なのか——そんなふうに迷っていませんか。
1歳前後は、成長や生活リズムに個人差が出やすい時期。だからこそ「この日じゃないとダメ」という答えが見つからず、
不安になってしまうママはとても多いです。
この記事では、1歳の誕生日の記念写真について
・いつ撮るのが“わが家に合う”のか
・月齢ごとの特徴と向いているタイミング
・行事(選び取り・一升餅)と組み合わせる考え方
について整理します。
1歳のバースデーフォト、「いつ撮るか」で迷うママが多い理由
1歳の誕生日は、ママにとっても「ここまで育ってくれた」1年の節目。
だからこそ「ちゃんと残したい」と思うほど、“いつ撮るか”で迷いやすくなります。
さらに、1歳前後はできることが増える一方で、生活リズムが安定しないことも多い時期。
「当日泣いたらどうしよう」「体調を崩したら…」と不安が増えるのも自然なことです。
誕生日当日じゃないとダメ?と不安になる背景
SNSで見る“お誕生日当日の投稿”や、きれいに飾り付けされた写真を見ると、
「うちも当日じゃないと意味がないのかな」と焦ってしまうことがあります。
でも実際は、当日は家族の予定が合わなかったり、子どもの体調が崩れたり、
眠気や人見知りでご機嫌が難しかったりと、思い通りにいかないことも多いです。
「当日に全部やろう」と決めるほど、プレッシャーが強くなりやすいんですね。
月齢・発達・生活リズムの個人差が大きい1歳前後
1歳前後は、つかまり立ちやよちよち歩きが始まる子もいれば、
まだハイハイがメインの子もいます。
昼寝の回数、寝る時間、食事の進み方、人見知りの強さも本当にさまざま。
だからこそ、写真のベストタイミングも「一律」では決められません。
このあとの章で、月齢別の考え方と、迷ったときのチェックポイントを整理していきます。
結論|バースデーフォト撮影日に「絶対の正解な日」はありません
結論からお伝えすると、1歳誕生日写真に「この日が絶対」という正解はありません。
大切なのは、誕生日当日かどうかよりも、「わが家にとって無理がなく、穏やかに残せるか」です。
「誕生日当日」にこだわらなくていい理由
誕生日当日は、どうしてもやることが増えがちです。
ケーキ、プレゼント、家族との予定、外食、記念の準備…。
それに加えて撮影まで入れると、ママもパパも余裕がなくなりやすく、
その空気が子どもにも伝わってしまうことがあります。
だから「当日じゃなきゃ」と思い詰めるより、前後にずらしてもOKと考える方が、
いい表情が残りやすいケースも多いです。
大切なのは“その子と家族が落ち着いて過ごせる日”
フォトグラファーの経験上でお伝えすすと、写真の仕上がりを左右するのは
小物や背景より、実は「当日の雰囲気」です。
家族が落ち着いていて、子どもが安心できると、
それだけで表情がやわらかくなります。
「この日なら眠気が少ない」「この時間なら機嫌が良い」
そんな、いつもの生活リズムに合った日を選ぶことが、
結果としていちばん“後悔しにくい”選び方になります。
1歳のバースデーフォト撮影のおすすめ時期【月齢別の考え方】
ここからは、よく選ばれやすい時期を「月齢別」に整理します。
もちろん個人差はありますが、目安として参考にしてくださいね。
生後11ヶ月ごろに撮る場合のメリット・注意点
メリット:
・誕生日当日のバタバタを避けやすい
・「誕生日月は体調を崩しがち」という家庭でも余裕が出る
・赤ちゃんらしさが残りやすい(まだ“幼さ”がある表情)
注意点:
・「1歳になった後の姿も残したい」と感じる場合は、別日に追加で撮りたくなることも
・一升餅や選び取りを“誕生日当日にやりたい派”だと、行事とは別撮りになる可能性
生後12ヶ月(誕生日月)に撮る場合のメリット・注意点
メリット:
・「1歳になった」という節目感をそのまま残せる
・行事(選び取り・一升餅)や家族のお祝いと合わせやすい
・写真を見返したときに“誕生日の記録”として分かりやすい
注意点:
・当日にこだわるほど、予定が詰まりやすい
・体調や機嫌の波で、計画が崩れる可能性を想定しておくと安心
生後13〜14ヶ月に撮る場合のメリット・注意点
メリット:
・歩き始めたり、反応が豊かになったりと“その子らしさ”が出やすい
・離乳食や生活リズムが少し落ち着いてくる家庭も多い
・「誕生日当日が大変だった」場合のリベンジとして選びやすい
注意点:
・「1歳の誕生日写真」としては、見た目の印象が少し大きく感じることも
・行事(選び取り・一升餅)とセットでやるなら、家族の気持ちとして、「14ヶ月になったのに・・・」などの気持ちの整理が必要なこともあります
どの時期にも良さがあります。
「誕生日に寄せたい」か「その子のベストコンディションを優先したい」かで選ぶと迷いにくいです。
写真の雰囲気は「時期」でどう変わる?
「いつ撮るか」で写真の雰囲気は意外と変わります。
つかまり立ち・よちよち歩きが写る時期
つかまり立ちや一歩が出る時期は、写真に動きが出ます。
立っている姿、バランスを取る手、よちよちの一歩…。
1歳ならではの「成長の瞬間」が残りやすいタイミングです。
表情・意思表示がはっきりしてくる時期
1歳を過ぎると、好き・嫌いがはっきりしてきたり、
「これがしたい!」という意思表示が出てきたりします。
そのぶん、反応が写真に出やすい時期でもあります。
例えば選び取りの場面で、迷いながら手を伸ばす表情や、
家族の声かけに反応して笑う顔は、この時期ならでは。
「赤ちゃんらしさ」を残しやすいタイミング
「まだ赤ちゃん感が残っている時期に撮りたい」と感じる方も多いです。
その場合は、11〜12ヶ月頃がちょうど良いことが多い印象です。
頬の丸さや、少し不安げな表情、抱っこに安心する感じも、今だけのかわいさです。
お祝い行事と一緒に撮るなら、タイミングはどう考える?
1歳の誕生日は、写真だけでなく「お祝い行事」も気になるところ。
行事と撮影を一緒にするか、別日にするかで、タイミングの考え方が変わります。
一升餅・選び取りと一緒に撮る場合
一升餅や選び取りは、体験シーンがとても写真映えします。
ただし、子どもによっては「背負うのが嫌」「初めての物が怖い」など、泣くこともあります。
だからこそおすすめは、“行事をやる日=完璧な撮影日”と決めすぎないこと。
泣いたとしても、それは失敗ではなく、その子の反応も含めた“家族の記憶”です。
スマッシュケーキと組み合わせる場合
スマッシュケーキは、楽しそうな写真が残りやすい一方で、汚れる・片付けが大変など、準備の負担も大きめです。
体力や段取りに自信がない場合は、写真と別日にする、または小規模にやるのも良い選択です。
「写真+体験」を無理なく残す考え方
先輩ママとしていちばん伝えたいのは、“全部を一日に詰め込まなくていい”ということ。
写真も行事も、1回で完璧にやろうとすると、ママが疲れてしまいます。
例えばこんな組み立てもおすすめです。
- 誕生日当日は家族の時間を優先して、撮影は別日
- 行事は家で小さく、写真は撮影会・スタジオでしっかり
- 体験フォト付きのイベントで「お祝いと撮影」をまとめる
お祝い行事の全体像や、選び取り・一升餅の考え方は、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶︎ 1歳の誕生日にやってよかったこと10選|写真撮影・一升餅・選び取り・スマッシュケーキ
時期選びで失敗しにくくするための3つのチェックポイント
「月齢の目安は分かったけど、うちはどう決めたらいい?」という方へ。
ここでは、迷いにくくするためのチェックポイントを3つに絞ります。
子どもの生活リズム(昼寝・授乳)
いちばん大切なのは、子どもの機嫌が安定しやすい時間帯です。
例えば、昼寝の直後・食事の後など、眠気や空腹が少ない時間を選ぶだけで、
表情がぐっとやわらかくなることがあります。
季節・気温・移動の負担
1歳前後は、暑さ寒さの影響を受けやすい時期でもあります。
特に屋外撮影や移動が多い場合は、気温や天候を考慮して、無理のない季節・時間帯を選ぶと安心です。
ママ・パパの心と体の余裕
写真は、家族の空気感が写ります。
ママが「今日は無理…」と思いながら頑張る日より、
少し余裕がある日の方が、結果的にいい写真が残りやすいです。
「自分の余裕を優先していいのかな」と思うかもしれませんが、
それはわがままではなく、家族の記憶を大切にするための準備です。
それでも迷ったら|「わが家に合う時期」を選ぶヒント
いろいろ考えても決めきれないときは、答えを「正解探し」にしないことが大切です。
1歳の誕生日写真で残したいのは、完璧さよりも、今のわが家の雰囲気だからです。
「完璧な日」より「穏やかに過ごせる日」
「当日じゃないと…」と焦って決めた日より、
“穏やかに過ごせる日”を選ぶ方が、ママも子どもも安心できます。
そして、その安心が、自然な表情につながります。
後から見返したときに残るのは“雰囲気”
何年か経って写真を見返したとき、思い出すのは「当日だったかどうか」よりも、
「このとき、家族がどんな空気で過ごしていたか」です。
だから、誕生日の前後どちらにずれても大丈夫。
“わが家らしい1歳の今”が残せたら、それがいちばんの正解です。
まとめ|1歳の誕生日写真は「今のわが家」に合うタイミングで
1歳の誕生日の記念写真は、誕生日当日にこだわりすぎなくても大丈夫です。
大切なのは、子どもと家族が落ち着いて過ごせる日を選び、
“わが家らしい空気感”を残すこと。
迷ったら、まずは月齢の目安(11ヶ月/12ヶ月/13〜14ヶ月)と、
生活リズム・季節・家族の余裕の3つをチェックしてみてくださいね。
1歳誕生日の記念撮影について、スタジオ・自宅・体験フォトなど「全体像」から整理したい方は、
こちらの総合ガイドもあわせてどうぞ。
▶︎ 1歳バースデーフォトのスタジオ選びと料金相場|お得に賢く撮るための完全ガイド
よくある質問(FAQ)
1歳の誕生日写真は、誕生日当日に撮らないと意味がありませんか?
いいえ。誕生日当日にこだわらなくても大丈夫です。子どもと家族が落ち着いて過ごせる日を選ぶ方が、自然な表情や雰囲気が残りやすいことも多いです。
1歳の誕生日写真は、誕生日前と後どちらが多いですか?
家庭によってさまざまですが、生後11ヶ月〜13ヶ月頃に撮る方が多い傾向があります。体調や生活リズムを見ながら前後にずらすのは、よくある選択です。
1歳誕生日の写真は、どの月齢がいちばん写りが良いですか?
写りの良さは月齢よりも「機嫌」と「安心感」に左右されます。つかまり立ちやよちよち歩きが始まる頃は動きのある写真が残りやすく、11〜12ヶ月頃は赤ちゃんらしさが残りやすい傾向があります。
一升餅や選び取りと写真は同じ日に撮るべきですか?
必須ではありません。同じ日にまとめると記念にはなりますが、負担が大きい場合は別日にするのもおすすめです。無理のない組み立てが、後悔しにくいポイントです。
1歳の撮影当日、子どもが泣いてしまったらどうなりますか?
1歳前後で泣くのはとても自然なことです。泣いても進められる流れや休憩が取れる環境を選ぶことで、結果的にその子らしい写真が残ることも多いです。

