スタジオアリスvs個人フォトスタジオvs小規模サロンの違い
公開日:2025/12/16
スタジオアリスvs個人フォトスタジオvs小規模サロンの違い
1歳のバースデーフォトを撮ろうと思ったとき、いちばん最初にぶつかりやすいのが、「どの“種類”を選べばいいの?」という迷いです。
・有名で安心そうなスタジオアリス
・写真の雰囲気が好みな個人フォトスタジオ
・赤ちゃんにやさしそうな小規模サロン(イベント型撮影会)
どれも魅力的に見える一方で、料金やデータの考え方、泣いたときの対応などは結構ちがいます。
この記事では、世間での正解というよりも「どれがわが家に合うか」を判断できるように意識してまとめました。
迷ったときに戻れるように、スタジオ選び全体の判断軸をまとめたメイン記事も置いておきますね。
→ 1歳バースデーフォトのスタジオ選びと料金相場|お得に賢く撮るための完全ガイド
1歳バースデーフォト、スタジオ選びで迷うのは当たり前
情報が多すぎて比べられない理由
検索すると「おすすめ10選」「人気ランキング」など情報がたくさん出てきますが、実はそれだけでは選びにくいんです。
理由はシンプルで、撮影の種類ごとに“料金の仕組み”も“体験の作り方”も違うから。
同じ「バースデーフォト」でも、
・撮影料は安いけどデータは別売り
・最初からデータ込みだけど枚数は少なめ
・体験重視で赤ちゃん対応が手厚い
など、比較軸が混ざってしまうと判断が難しくなります。
「有名=安心」とは限らない現実
有名スタジオは「失敗しなさそう」と感じやすいですよね。
もちろん安心材料は多い一方で、自分の家庭条件に合うかは別問題です。
たとえば、
・人見知りが強い
・短時間でサッと終えたい
・当日追加で高くなるのが怖い
・ゆったりした空気で撮りたい
という希望がある場合、むしろ“小さめの場”が合うこともあります。
まずは“種類の違い”を知ることが大切
結論として、最初にやるべきは「撮影スタジオの3タイプとその違い」を理解することなのです。
それができると、「わが家が優先したいもの」が見えて、迷いがぐっと減ります。
スタジオアリスの特徴|安心感と王道スタイル
料金体系とデータ・商品プランの考え方
スタジオアリスのような大手スタジオは、プランが整っていて、撮影自体が“システム化”されています。
そのぶん、料金は「撮影料+商品(アルバム等)+データ」のように、組み合わせで決まることが多いイメージです。
ここで大事なのは、「データだけ欲しい」場合の総額を事前にイメージしておくこと。
「撮影料が安い=総額が安い」とは限らないので、商品・データの購入ルールは必ずチェックしましょう。
撮影の流れと時間感覚
大手は段取りが良く、衣装数も豊富で、テンポよく進みます。
「着替え→撮影→次の衣装…」と数パターン撮ることも多く、写真のバリエーションは出しやすいです。
一方で、赤ちゃんのご機嫌が読めない日は、テンポの良さがプレッシャーに感じるママもいます。
「泣いたら迷惑かも…」と感じやすいタイプの方は、事前に“泣いたときの対応”も確認しておくと安心です。
向いている人/向いていない人
向いている人
- 衣装の種類をたくさん楽しみたい
- 王道の記念写真をしっかり撮りたい
- 有名スタジオの安心感を重視したい
向いていないかもしれない人
- データだけをシンプルに欲しい(総額が読みづらいのが苦手)
- 人見知り・場所見知りが強く、ゆったり撮りたい
- 「泣いたらどうしよう」の不安が大きい
個人フォトスタジオの特徴|世界観と写真重視
写真のテイスト・作家性の強み
個人フォトスタジオのいちばんの魅力は、写真のテイストがはっきりしていること。
ナチュラル、アンティーク、韓国っぽい、シンプル、ドラマティック…など、スタジオごとに「好き」が分かれます。
フォトグラファーの作風が気に入ると、満足度はとても高いです。
「この雰囲気で残したい」が明確なママには、個人スタジオは相性が良い選択です。
料金・データ枚数・追加の考え方
個人スタジオは、料金体系がスタジオごとに違います。
最初からデータ込みのところもあれば、枚数別プラン、全データ渡し、厳選納品などさまざま。
そのため、比較するときは次をセットで確認するのがおすすめです。
- 最初に付くデータ枚数
- レタッチの有無
- データサイズ
- 納期
- 追加購入のルール(当日/後日、単価、セット)
赤ちゃん対応・泣いた時の柔軟性
個人スタジオは、オーナーの方針や経験値によって差が出やすい領域です。
赤ちゃん撮影に慣れているところは本当に上手ですが、そうでない場合もあります。
「泣いたときどうする?」「休憩OK?」「日程変更できる?」など、最悪ケースを想定して聞けるかが安心に繋がります。
向いている人/向いていない人
向いている人
- 写真の雰囲気にこだわりがある
- 「このフォトグラファーに撮ってほしい」が決まっている
- 世界観のある作品っぽい写真を残したい
向いていないかもしれない人
- 料金やルールが複雑だと不安になりやすい
- 赤ちゃん対応の“確実性”を重視したい
- 泣いたときの金銭リスクを避けたい
小規模サロン・イベント型撮影会の特徴|体験と安心感
フォトスタジオとの一番の違い
小規模サロンやイベント型撮影会は、「撮影の場」そのものが、赤ちゃんと家族に寄り添って設計されていることが多いです。
大きなスタジオのような豪華背景や衣装数は少ないこともありますが、代わりに、
・赤ちゃんが過ごしやすい空間
・授乳・おむつ替え・休憩のしやすさ
・スタッフの声かけ
など、“当日の安心”が強みになりやすいタイプです。
料金のわかりやすさと総額感
イベント型は、料金がシンプルなことが多く、総額をイメージしやすいのが魅力です。
「参加費+データ追加(必要なら)」のように、段階が少ないと、さやかさんのように「結局いくら?」が不安なママには安心材料になります。
泣いた・途中で休憩した場合の対応
小規模サロンは、赤ちゃんのご機嫌を最優先に進める前提があることが多いです。
休憩を入れたり、順番を変えたり、抱っこしたまま撮ったり。
さらに、施設の性質によっては、泣き続けて撮影が難しい場合に日程変更の提案があることも。
この“最悪ケースの安心”は、他タイプにはない大きな価値です。
向いている人/向いていない人
向いている人
- 赤ちゃんが泣くことへの不安が大きい
- 料金の仕組みをシンプルに把握したい
- 派手さより、やさしい雰囲気の思い出を残したい
向いていないかもしれない人
- 衣装数や背景の多さを最優先したい
- 完全貸切・完全プライベートが必須
- 大規模スタジオの豪華な世界観が好き
撮影スタジオの3つのタイプを比較して見えてくる「判断軸」
価格・データ・体験の違いまとめ
ざっくり整理すると、次のようなイメージです。
- 大手(スタジオアリス等):安心・衣装豊富・王道。料金は組み合わせで変わりやすい
- 個人フォトスタジオ:作風が強み。条件やルールはスタジオ次第
- 小規模サロン:赤ちゃん対応・安心感・料金のわかりやすさが強み
赤ちゃんの気質別おすすめタイプ
- 人見知り・場所見知りが強め:小規模サロン/赤ちゃん対応に慣れた個人スタジオ
- 初めての場所でも平気:どのタイプでもOK。写真の好み・料金で選びやすい
- じっとできない・動きたい:短時間でテンポよく撮れる大手、または遊び要素のある小規模サロン
ママの価値観別おすすめタイプ
- 「とにかく安心」:大手 or 小規模サロン(泣いた時の対応も含めて)
- 「写真の雰囲気が最優先」:個人フォトスタジオ
- 「総額を明確にしたい」:小規模サロン/シンプルな料金設計のスタジオ
「失敗した」と感じやすいケースとその理由
想定より高くなってしまった
よくあるのが、「撮影料は安いのに、データや商品を足したら高くなった」パターンです。
これは「追加が悪い」というより、事前に総額がイメージできていないことが原因になりやすいです。
対策はシンプルで、欲しいデータ枚数(または総額上限)を先に決めることです。
それだけで、選び方がブレにくくなりますよ。
赤ちゃんが泣いて撮影が進まなかった
泣くのは当たり前。なのに「泣いた=失敗」と感じてしまうのは、ママが一番つらいところです。
この失敗感は、“泣いたときの逃げ道”が用意されていないことで強くなりやすいです。
休憩できる/順番を変えられる/日程変更できる――
こうした条件があるだけで、当日の心の余裕が変わります。
「写真はあるけど思い出感が薄い」と感じた理由
意外と多いのが、写真自体はきれいなのに、帰り道に「なんだか疲れた…」となるケース。
これは、写真の出来より、当日の体験が“がんばる時間”になってしまったことが原因です。
1歳は、完璧に撮るよりも、家族が安心して過ごせたことが思い出の質になります。
「その日をどう過ごしたいか」も、立派な選ぶ軸です。
子育てサロンのフォトスタジオMother Nature’s Sonはどのタイプに近い?
小規模サロン型としての立ち位置
Mother Nature’s Sonは、子育てサロンとして運営される空間で開催する、小規模サロン(イベント型)の撮影会です。
木の素材と白を基調にしたナチュラルな店内で、床はコルク素材。赤ちゃんが過ごしやすい設計になっています。
スタジオアリス・個人スタジオとの違い
豪華な背景や大量の衣装で“作品”を作り込むというより、
赤ちゃんのご機嫌を最優先に、家族が穏やかに過ごせる体験を大切にしています。
また、料金は参加費3,500円で内容が明確で、データの追加も必要に応じて選べます。
フォトグラファー1名+撮影フォロー1名以上で対応し、複数カメラマン体制で一定の品質を担保しています。
正直に伝えたい「合う方/合わない方」
合う方
- 赤ちゃんが泣いたときの対応も含めて安心したい
- 選び取り・一升餅も一緒に写真に残したい
- ナチュラルで明るい雰囲気が好き
- フォトスタジオの“敷居の高さ”が少し不安
合わないかもしれない方
- 豪華背景・作り込んだ世界観を最優先したい
- 完全貸切で静かに撮りたい(同空間が苦手)
- たっぷり時間をかけて撮りたい
- 後日ゆっくり追加購入を検討したい(当日決定のため)
→ 1歳のお誕生日の撮影会(選び取り+一升餅体験フォト付き)サービスページ
まとめ|正解は一つじゃない。家族に合う選び方を
スタジオアリス、個人フォトスタジオ、小規模サロン。
どれが“正しい”ではなく、今の家族に合うかがいちばん大切です。
・衣装や王道感を楽しみたい
・写真のテイストにこだわりたい
・赤ちゃんの安心を最優先したい
あなたの優先順位に合わせて選ぶと、「失敗した」が減ります。
迷ったらメイン記事で判断軸を整理しよう
もしまだ迷うなら、判断軸を整理してから選ぶとスムーズです。
→ 1歳バースデーフォトのスタジオ選びと料金相場|お得に賢く撮るための完全ガイド
1歳の写真は、未来のあなたにとって“宝物”になります。
その日に家族が穏やかに過ごせる選択を、いちばん大切にしてみてくださいね。
よくある質問(FAQ)
スタジオアリスと個人フォトスタジオ、どちらが安いですか?
一概には言えません。スタジオアリスは撮影料自体は抑えめですが、商品やデータを追加すると総額が上がることがあります。個人フォトスタジオは最初からデータ込みの場合も多く、最終的な総額で比較することが大切です。
赤ちゃんが泣きやすい場合は、どのタイプが向いていますか?
赤ちゃん対応に慣れており、休憩や日程変更など柔軟な対応が期待できる小規模サロンやイベント型撮影会が向いているケースが多いです。
「有名スタジオを選べば失敗しない」と考えて大丈夫ですか?
安心感はありますが、必ずしもすべての家庭に合うとは限りません。赤ちゃんの気質やママの価値観によっては、別の選択肢の方が満足度が高くなることもあります。
個人フォトスタジオは赤ちゃん対応に差がありますか?
はい。赤ちゃん撮影の経験値や考え方はスタジオごとに異なります。泣いた場合の対応やキャンセル規定は事前に確認しておくと安心です。
小規模サロンやイベント型撮影会は、写真の質が劣りますか?
一概に劣るわけではありません。背景や衣装数は控えめなことが多いですが、ナチュラルで表情豊かな写真を大切にしているところも多く、価値観によっては十分満足できます。
どれを選べば正解か、まだ迷っています。
「正解」は一つではありません。料金、写真の雰囲気、赤ちゃんへの負担、当日の安心感など、自分たちが一番大切にしたいポイントから選ぶことが後悔しにくい方法です。

